ブログ記事のリライトは
どうやるの?
一生懸命書いた記事を、1人でも多くの人に読んで欲しい。ブロガーなら誰もが、そう願います。
ところがドッコイ、現実は甘くありません...
検索結果で上位がとれず、誰にも読まれることなく闇に葬られた記事。
そこそこ上位は取れても、ほぼアクセスのない記事。
そんな悲しく、むなしい記事たちを何とかしたいと思いませんか?
・記事をリライトして上位表示したい
・塩漬け記事はリライトすべきなの?
・リライトのやり方が分からない...
・限られた時間でリライトする方法は?
このような悩みを解決します!
公開済みのブログ記事を書き直す、リライト作業はとても重要です。
場合によっては、新規記事を書くより優先すべきケースもあります。
それでも1記事にかけるリライト時間は、最大30分まで。それ以上は必要ありません。
というより、30分以上かけてはいけないのです!その理由は後ほど。
リライトが重要な理由、その目的や注意点、具体的なやり方と手順を解説していきます!
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- ブログ記事のリライト方法と注意点!30分で効率的に上位を狙え!
ブログ記事のリライト方法と注意点!30分で効率的に上位を狙え!
1記事30分でリライトする意味とは?
結論:ブログ記事のリライト作業は、30分以内でやりましょう!
なんで30分?
無理だよ、そんなの...
いや、ダメです。どうしても30分以内で済ませてください。
なぜなら30分以上かかるなら
新記事を書いた方がいいから。
新たに記事を書けば、古い記事の低い評価を引き継がないで済みます。
リライトするより、早めに上位表示が狙えるのです。
記事構成も記事内容も、リライトするより、ずっと自由に書けます。
つまり新記事を書く方が
効率的でしょ!
リライト作業に時間をかけても無駄!という意味ではありません。
時間と労力をかければ、修正の質が上がり作業量が増えて、記事の内容は良くなります。
当たり前のことです。
でも勘違いしてはいけません!
リライトは、あくまでもリライト。修正であり、加筆(または削除)です。
そもそも時間をかけて書き直しても、必ず検索順位が上がるとは限りません。さらに順位が下がることだってあります。
そしてリライト記事は、修正効果が出るまで時間がかかるのです。リライト前の評価を引き継ぐので、再評価まで待つしかありません。
つまりリライトに時間をかけることは、極めて非効率だと言えます。
でも30分なんて無理...
ところが実は、そうでもないのです。
なぜなら、
しなくていいことをしてる
から時間がかかっているだけ。
やること、やらないことを、明確に区別すればいいのです!
それだけで30分リライトができるようになります。
リライトが重要な2つの理由
まずはリライトがなぜ重要なのかを知る必要があります。
《リライトが重要な2つの理由》
①検索順位は相対評価だから
②読者のニーズは変化するから
カンタン解説するよ!
①検索順位は相対評価だから
検索順位は相対評価で決まります。
何それ?
検索結果に表示されてる、
他の記事と比べてどうなの?
が基準です。
Googleの検索アルゴリズムは、実に多くの基準で、ブログ記事の重要性を判断しています。
Googleでは、200 以上の要素と、PageRankアルゴリズムをはじめとするさまざまな技術を使用して、各ウェブページの重要性を評価しています。
引用元:Googleが掲げる10の事実
たとえばあなたの記事が、Googleの基準で100点満点中、90点の高得点を取ったとします。
やったー
絶対1位でしょ?
いいえ、大きな間違いです。
だって、99点の記事が他に100記事あったらどうなりますか?
圏外...
ですよね!
90点をとったら必ず1位に表示される仕組みなら、誰も苦労しません。
このように検索順位は、記事を公開してみないことには分からないのです。
他の記事の評価点も、自分の記事の評価点も、Google先生が付けるのだから。
検索順位の結果を見て、初めて自分の記事への評価が分かります。
逆に言えば、検索順位の結果が分かると、とても貴重な情報が手に入るのです。
《検索順位の結果で分かる3つの情報》
1.他の記事と比べた評価
2.上位表示記事にあって、自分の記事にないもの
3.検索意図と記事内容が合ってるのか?
上記の3つは、ブログ上級者の人なら、新規記事を書く前に予測はできます。
でも実際には、ふたを開けて見ないと分かりません。
なぜならGoogleのことは、Googleにしか分からないから。
記事の評価をするのはGoogleです。またはGoogleを使って検索する読者です。
どれほど専門家づらしてSEOのウンチクをたれても、これは動かせない事実。
ただし!
検索順位の結果が分かった後なら、話は別です。
Google(読者)の考えを知ることができるから。
それが上記3つの貴重な情報です。
新記事とリライト記事の違いとは?
・新記事⇒SEOの知識や経験をもとに、予測して書く
・リライト記事⇒Googleや読者の考えをもとに、確信して書く
明らかにリライト記事が有利です!
断然有利よ!
Googleの検索順位は、相対評価で決まります。評価を事前に知ることはできません。
でも検索順位の結果が、3つの貴重な情報を教えてくれます。
リライトは、その情報を知った後にできるので、SEOに圧倒的に有利です。
リライトは極めて重要です!
②読者のニーズは変化するから
読者のニーズは、常に変化します。
新規で記事を公開したときと、公開から1年たったときとでは、読者が求める内容が変わるのです。
たとえば検索ワード『ワールドカップ』
2022年11月に、サッカーのワールドカップが開幕しました。2022年12月に、アルゼンチンが優勝して閉幕。
2022年12月30日現在の検索結果は『ワールドカップサッカー2022年』関連の情報だらけです。
ところが2023年には、『ワールドカップラグビー2023年』が開催されます。
2023年のどこかのタイミングで、ラグビー関連の記事に取って代わるでしょう。
(GoogleのことはGoogleにしか分かりませんが...)
さらに言えば、2024年3月現在の検索結果を見ると、2026年のサッカーワールドカップ予選と2022年のカタール大会の記事が共存してます。
ラグビーやバスケット、バレーボールなどのワールドカップも2023年に開催されましたが、上位表示には見当たりません。
つまり、ワールドカップ=サッカーのワールドカップ、とGoogle検索の認識が変化したことが分かるのです。
このように同じ検索ワードでも、時間の経過でニーズは変わります。
常に最新の情報を知り、読者に合わせる必要があるのです。
たとえ上位表示されてる記事でも、読者のニーズが変われば需要が無くなります。
需要の無い記事は、進化する検索アルゴリズムによって、一瞬で圏外に飛ぶでしょう。
ヾ(゚▽゚*)サヨナラ...
どのようなジャンルの、どんなトピックでも例外はありません。
記事の鮮度を保つため、最新の読者ニーズに沿って修正することが大切なのです。
リライトは極めて重要です!
リライトの3つの目的
リライトには、主な目的が3つあります。
《リライトの3つの目的》
①検索順位を上げる
②クリック率を上げる
③サイト内の回遊率を上げる
①検索順位を上げる
リライトすることで、検索順位を上げましょう!
はっきり言うと、検索順位が上がらないならリライトする意味はありません。
最も重要な目的です。
なぜなら検索順位が上がれば、
アクセスが増えるから
記事の検索順位が上がってアクセスが増えると、たくさんのメリットがあります。
そしてサイト全体に、好循環サイクルができるのです。
《検索順位が上がるメリット》
メリット=アクセス(PV)が増える
【アクセス増が生む好循環サイクル5選】
1.クローラーの訪問回数が増える⇒更新の反映が早くなる⇒アクティブなサイトと評価される⇒サイト全体の評価が上がる
2.拡散力が増す⇒読者が増える⇒固定ファンが増える
3.内部リンクから他の記事が読まれる⇒他の記事の評価が上がる⇒他の記事の検索順位が上がる⇒サイト全体の評価が上がる
4.被リンクが増える⇒ドメインが強くなる⇒全ての記事が再評価される⇒新規記事が高く評価されやすい
5.収益機会が増える⇒アドセンス広告やアフィリエイト広告で収益化できる
リライトすることで検索順位を上げ、結果としてアクセスを増やす。
それによって、好循環サイクルが5つも回り始めます。
つまりアクセスを増やすことは、
ブログ運営の肝!
リライトして検索順位を上げることが、ブログを成功させる鍵になるのです。
②クリック率を上げる
リライトの主な目的のひとつが、クリック率の改善です。
検索順位で上位表示されても、なぜかアクセスが増えない場合があります。
考えられる原因は2つ。
《検索上位なのにアクセスがない原因》
1.検索ワードに需要がない
2.クリックされない
1.需要がない場合は戦略ミスです。需要がある別のキーワードに変えて、再挑戦しましょう。
2.クリックされない場合は、できることは3つです。
《クリック率の3つの改善法》
①タイトルを変更
②メタ・ディスクリプションを変更
③アイキャッチ画像を変更
【Google検索結果画面】
引用元:Google
上記のGoogle検索結果画面の①記事タイトル、②メタ・ディスクリプション(記事概要)、③アイキャッチを、クリックしたくなる内容に変更しましょう!
ただし、注意点があります。
①タイトルは、検索順位を決定している要素のなかで、最も重要な要素です。タイトル変更によって、大きく順位変動が起きる可能性があります。
クリック率は上がったのに、順位が大幅に落ちてしまったのでは意味がありません。
細心の注意が必要です。
②メタ・ディスクリプションは、順位には直接影響しません。簡潔で分かりやすく伝えるのがコツ。
タイトルで伝えきれなかった記事の強みを、アピールするのがおすすめです。
③アイキャッチは、とにかく目立つことが大事。
画質にこだわるあまり、表示速度が重くならないよう注意してください。
③サイト内の回遊率を上げる
リライトするときに、内部リンクを設置して他の記事に誘導します!
せっかくブログを訪問してくれた、大切な読者です。すぐ離脱しないように、サイト内を回りやすい通路を作りましょう。
記事内容と関連性の高いリンクなら、きっと見てもらえます。
結果としてサイト内を、グルグル回ってもらえれば最高です。最終的には、最も読んで欲しい記事(収益記事)にたどり着けるよう、通路を整備しておきます。
リライトの注意点5選
ブログ記事をリライトする時に、注意して欲しいことが5つあります。
《リライトの注意点5選》
①タイミング
②記事の選別
③時間を掛け過ぎない
④検索意図がすべて
⑤リライトした結果を追う
①タイミング
ブログ記事をリライトするタイミングに要注意です!
記事を公開してから、どのぐらいたった時にリライトすべきか?
正直に言って明確な答えはありません。
ケースバイケースとしか言いようがないかも...
答えはないのね?
正確に真実が分かってる人なんて、この世に1人もいません!分かった風なことを言っても、しょせん推測に過ぎませんから...
そうは言っても知りたいですよね?
以下の基準は、僕自身の経験に基づく目安です。
検索結果の順位帯別にまとめました。
僕がリライトするタイミングの目安にするのは、公開後の検索順位と日数です。
上記のように、最低30日間はリライトしない方がいいと思います。
あくまでも経験則ですが、かなり自信あり。
よほど大規模なメディア(強いドメイン)でない限り、記事の評価が確定するまで30~60日は待ちましょう。あせってリライトしても、たいていは順位が落ちます。
順位によって
タイミングが違うのはなぜ?
なぜかと言うと、検索順位帯によって
順位変動しやすい時期
が違うからです。
もちろん全てが当てはまるとは言いません。
検索アルゴリズムのコアアップデートや、検索キーワードの強さ(検索需要の大小)にも、大きな影響を受けるます。
確実に言えることは、それぞれの順位帯によって、動き出す時期が異なる傾向があることです。これは自信を持って言えます。
そして検索順位が上がるときは、徐々に少しずつ上がったりしません。特に11位以降の場合は、その傾向が強いです。上がるときは、突然飛び上がります。1記事ずつ順に抜いていくことは稀です。ほぼありません。
順位帯によって動き出すタイミングの違い。各順位帯で順位が上がるときの上げ幅。
これらの特徴を踏まえた経験則が、上記の《検索順位別リライトすべきタイミング》です。
ぜひ参考にしてください!
②記事の選別
どの記事をリライトするのか?きちんと選別しましょう!
書き直しても無駄になる可能性が高い記事は、思い切ってはじくのです。
リライト効果が大きい順に
優先順位を付けることが大切。
最優先すべきは、検索順位4~10位の記事です。
検索需要にもよりますが、3位以内の記事と4位以降の記事では、アクセス数に大きな差があります。
参考までに、Google検索結果の1ページ目(1~10位)のクリック率データを見てください。
【2022年最新SEO調査】
~Google検索結果順位別クリック率~
調査対象:76サイト、68,762クエリ
調査対象期間:2022年6月24日時点、過去14日分データを対象
調査ツール:Google Search Console
引用元:株式会社フルスピード
特にモバイルの場合のクリック率は、3位8.26%⇒4位4.94%と大きく違います。
さらには、1位35.51%、2位16.76%とトンデモない差が付くのです。
こんなに違うの!
数字上の順位は、ほとんど変わらないのに、クリック率の結果が大きく異なります。
なので検索順位4~10位の記事を、最優先してください。とにかく3位以内を目指しましょう。アクセス数が全く変わるからです。
11~50位以内の記事は、順位が低い方から優先して書きましょう!
なんで?
逆じゃないの?
いいえ、いいんです。
なぜなら同じ難易度だからです!
48位の記事をリライトして10位以内に表示させるのと、12位の記事をリライトして10位以内を目指すのが、ほとんど同じ難しさなのです。
それだけ10位以内は、別格に難しいと言えます。
10位に高い壁があるのです。
11位以降は
あまり差はないってこと?
そういうことです。
ではくり返します。
リライト効果が高い記事から、優先してやるべきです。だから現在の順位が、より低い記事を優先します。その方が高い効果があるからです。
すでにアクセスを集めている2~3位の記事は、よほど自信が無い限り後回しです。
同じ意味で、1位の記事はリライト不要。情報が古かったり、アイキャッチやメタ・ディスクリプションを変える時のみ、リライトしましょう。
51位以降の記事は、よほど余裕があるとき以外リライト不要。検索意図と記事内容が、大きくズレてる可能性が高いからです。
または競合記事が強すぎるビッグワード。この場合はノーチャンスです。
リライトしても時間の無駄。
どちらの場合でも、削除して新記事を書く方が、はるかに効率的で生産性が高いです。
明確な役割(収益記事または集客記事のサポート記事)が無い限り、1年たったら削除すべし...
③時間を掛け過ぎない
くり返しますが、ブログ記事のリライト作業は、30分以内でやりましょう!
なぜなら、30分以上かかるなら新記事を書いたほうが効率がいいからです。
30分以内で
リライトするコツは?
やるべきこと、やらないことを明確にすることです。
《リライトでやるべきこと》
①検索順位を知る
②流入してる検索クエリを知る
③カニバリゼーションをチェック
④リライトする記事を決める
⇒ここまで5分
⑤競合記事から検索意図を知る
⑥記事に足りない要素を知る
⑦独自性をチェックする
⇒ここまで20分
⑧記事タイトルを変える
⑨メタディスクリプションを変える
⑩目次と見出しを変える
⑪最新の情報に変える
⑫画像を入れる
⇒ここまで30分
具体的な方法は
のちほど!
《リライトでやらないこと》
①全文を読んでチェックする
⇒全文チェックするぐらいなら新記事を書きましょう
②タイトルを何度も変更する
③キーワードを詰め込む
④競合記事から文章をコピペする
⇒②③④ともに、Googleにスパム判定されるリスクあり
⑤独自性のある記事本文を削除する
⑥必要以上に加筆する
⇒⑤⑥ともに、検索順位が落ちる可能性大
⑦アイキャッチに必要以上に手間をかける
⇒時間と手間をかけても効果は薄い
⑧メタ・ディスクリプションにキーワードを詰め込む
⇒検索順位に影響なし。無駄。
上記の8つは時間の無駄です。
決してやらないでください。
場合によっては、逆効果になります!
④検索意図がすべて
リライトで最も注意すべき点は、検索意図と合致させることです。
リライト=検索意図に応えること
だと言えます。検索意図がすべてです。
リライト作業時間の半分は、検索意図を知るために使ってください。
競合する上位表示記事(最低でも1~3位の記事)のタイトル、目次と見出しをチェック。
検索意図を正確に把握しましょう。
検索意図ってナニ?
検索キーワード(検索クエリ)に隠された、読者ニーズのことです。
たとえば、検索ワード『ママ,家事,時給』をググってみてください。
上位表示される記事は、『家事を時給にするといくらなの?』『家事の時給の価値はどのくらい?』という内容がほとんどです。
タイトルも「時給換算」「時給いくら」というキーワードが、多く使われてます。
家事の時給換算価格はいくらなのか、が読者が求める答えであり、ニーズです。
そしてGoogle検索エンジンが考える検索意図だと言えます。
リライトで最も注意すべきは、検索意図に応えるタイトル・見出し・記事内容に修正することです!
⑤リライトした結果を追う
記事をリライトしたら、その後どんな結果になったか?ちゃんと追いかけましょう!
せっかくリライトしても、やりっぱなしでは意味がないです。やって良かったのか?悪かったのか?すら分かりません。
新記事を公開する時と同じで、リライト効果が出るまで最低30日かかります。
リライトしてすぐに順位が下がっても、評価が確定したわけではないのです。
あわてず騒がず、1~2か月は待ちましょう。
12のリライト手順と方法
《リライトでやるべきこと》の手順にそって、具体的な方法を見ていきましょう。
《12のリライト手順と方法》
①検索順位を知る
②流入してる検索クエリを知る
③カニバリゼーションをチェック
④リライトする記事を決める
⑤競合記事から検索意図を知る
⑥記事に足りない要素を知る
⑦独自性をチェックする
⑧記事タイトルを変える
⑨メタディスクリプションを変える
⑩目次と見出しを変える
⑪最新の情報に変える
⑫画像を入れる
①検索順位を知る
まずは検索順位を調べましょう。
実際にググっても構いませんが、50記事を超えたら検索順位チェックツールを使いましょう。時間がもったいないですから。
本気で収益化を目指すなら、自動で順位データを取得する、クラウド型ツールが必須です。
中でもコスパに優れていて、収益化に必須の機能を全て持っている、Nobilista(ノビリスタ)がおすすめ。
ワードの検索需要、SEO難易度、カニバリチェック、競合サイト比較など多彩な機能が揃ってます。
②流入してる検索クエリを知る
Google Search Consoleで、記事へ流入している検索クエリ(キーワード)を確認します。
「検索結果」⇒「クエリ」の画面でチェックしましょう。
上記の画面でチェックすべきポイントは、2つあります。
《検索クエリ実績で見るべき点》
1.狙ったキーワードの流入数
2.狙ってないキーワードの流入数
狙ったキーワードから、順調に流入がある場合は、タイトル変更の必要はありません。
見逃さないで欲しいのは、2.狙ってないキーワードからの流入数が、1.狙ったキーワードからの流入数を上回ってる場合です。
なぜなら千載一遇のチャンス
だから。
へっ?なんで?
具体的な例で見てみます。
【記事タイトル】:ブログの収益化は簡単だった!ド短期3か月で1万円稼ぐ方法
【狙った検索ワード】⇒ブログ,収益化,短期
検索流入数:50アクセス
検索順位:3位
【狙ってない検索ワード】⇒ブログ,短期,稼ぎ方
検索流入数:70アクセス
検索順位:5位
狙ってない検索ワード『ブログ,短期,稼ぎ方』からの流入数が、狙ったワード『ブログ,収益化,短期』を上回っています。
そして検索需要は明らかに、狙ってないワードの方が大きいです。
こんなケースでは、迷わずタイトル変更しましょう!
具体的には、狙ってないワード『ブログ,短期,稼ぎ方』に寄せたタイトルに変えます。
旧タイトル:ブログの収益化は簡単だった!ド短期3か月で1万円稼ぐ方法
新タイトル:ブログでド短期3か月!1万円の稼ぎ方とは?収益化は楽勝!
併せて、見出し・目次も『ブログ,短期,稼ぎ方』に寄せましょう。
なるほど!
すごい~
検索需要がより大きなワードで、かつ更なる上位表示が見込めるのです。
チャレンジしない手はありませんよ!
③カニバリゼーションをチェック
自分の記事同士の共喰い状態、カニバリゼーションが起きてないか?をチェックしましょう!
カニバリ?
何なのそれ...
キーワードのカニバリゼーションは、ウェブサイトの複数のページが特に同じコンテンツをターゲットにしている場合に発生し、検索エンジンが検索クエリに最も関連性の高いページを特定するのが困難になるため、必ずしもウェブサイトの訪問者に最も多く見てもらいたい意図したページを宣伝するとは限らなくなることを指す。
引用元:Wikipedia
ブログのテーマを狭い範囲に絞った、特化ブログで起こりがちな現象だと言えます。
とても簡単に言うと、自分の書いた記事同士がケンカしてる状態です。
同じブログサイト内の記事同士が、同じ検索ワードで争ってる現象を指します。
結果として評価が分散してしまい、どちらの記事にとっても悪影響...
1つの検索ワードで表示される記事は、1ドメインから1記事が基本(例外あり)です。
せっかく書いた記事なのに、1記事は非表示なんてもったいないですよね?
このカニバリ状態を発見できれば、どちらかのタイトルを変更して、検索ワードをズラして対処できます。早期発見、早期治療がイチバンです!
《チェック方法は超簡単》
Googleサーチコンソール「検索結果」⇒「クエリ」⇒調べたい検索クエリをクリック⇒「ページ」タブをクリック⇒流入URLが表示⇒2つ以上URLが表示=カニバリ状態!(1つのURLのみ表示なら正常)
④リライトする記事を決める
①~③までの手順が終わったら、どの記事をリライトするか決めてください。
優先順位は以下の通り。
※リライトの注意点①タイミングも参考にしてください。
⑤競合記事から検索意図を知る
リライトの注意点④検索意図がすべて、の項目を参考に、検索上位表示の記事をチェックしましょう。
記事タイトル、目次と見出しを確認して、検索意図を正確につかんでください。
⑥記事に足りない要素を知る
検索意図を知れば、自分の記事に足りないものが分かります。
上位表示の記事にあって、自分の記事にない要素をチェックしてください。
⑦独自性をチェックする
上位表示の記事にはない、自分の記事だけの独自性があるか?をチェックしましょう。
上位表示されてる記事を上回るためには、同じ要素だけでは勝てません。
プラスアルファのオリジナリティが求められます。
独自性とは、誰も知らない情報や独自調査データだけではありません。
自分自身の体験談、経験して初めて分かったことなども、立派な独自性です。
体験談は強いよ!
ただし、記事タイトルや見出しと関連がない独自性は、マイナスにしかなりません。
使い方を間違えると致命傷になる場合も...
検索意図、タイトルキーワード、見出しとズレてないか?よ~く確認してください。
⑧記事タイトルを変える
⑤~⑦でチェックした結果をふまえて、必要ならタイトルを変えます!
くり返しますが、
あくまでも必要な場合だけ
にしてください。
リライトにはタイトル変更が必須!なんて思い込みです。
上位表示の記事と同じキーワードが、キチンと含まれているのに、無理して変える必要なんてありませんよ!
タイトルを変える時の2つのポイントは?
《タイトルを変える時のポイント2選》
1.タイトルに検索キーワードを含める
2.Googleがすでに認識してる検索クエリを選ぶ
この2つが出来ていないと、タイトルを変えても無駄です。決して結果がでることは無いでしょう。
2つとも必ず実践してください!
Googleが認識してる?
どうやって調べるの?
狙う検索キーワードが、Googleの検索クエリとして、すでに出来ているのか?
を調べるのには、ラッコキーワードが超便利です。
無料プランだと回数制限がありますが、大量のサジェストワード(検索クエリ)が取得できます。有料プランは検索需要も分かる神ツール。
⑨メタディスクリプションを変える
メタディスクリプションは、検索順位に影響しません。
クリック率に影響するだけです。
正確なメタディスクリプションはクリックスルーを改善できますが、 検索結果内のランキングには影響しません。
キーワードを詰め込んだところで、スパム判定されるリスクが上がるだけです。
簡潔に記事全文を要約した、読者に伝わりやすい内容にしましょう。
また文字数制限はありませんが、検索結果画面に表示されないと、長文を書いても意味がないです。
100~120文字を推奨する専門家が多いですが、すべて表示されることはまずありません。
僕の経験からは、50~70文字以内をおすすめします。
⑩目次と見出しを変える
記事タイトルと同様に、⑤~⑦でチェックした内容を、見出し(目次)に反映させましょう!
検索意図とズレてるなら修正します。
検索意図を満たしてないなら、足りない要素を新たな見出しとして追加しましょう。
見出しを追加したら、見出しにそった本文も追加します。
上位表示の記事にあって、自分の記事にない要素を足してください。
見出しにワードを足すか、新たに見出しを追加しましょう。
時間をかけないで!
上位表示の記事にはない、独自の内容を追加してください。
すでにある見出しに付け加えるか、新たに見出しを作るかのどちらかです。
関連性の高い独自性なのか?自分に問いかけながら...
⑪最新の情報に変える
古い情報があれば、最新の情報に書き換えます。
すでに無い商品を売ってないか?期限が切れた内容が残ってないか?
ササッとチェック!
⑫画像を入れる
文字だらけのページが長く続いてないか、チェックしましょう!
文章ばかりだと、読者が離脱しやすくなります。
できれば1,000文字に1画像は欲しいところ。
ただし、こだわり過ぎて時間オーバーしたり、表示が重くなる高解像度画像には注意です!
ブログ記事のリライトのやり方と注意点のまとめ
それでは、復習です。
リライトが重要な理由!
《リライトが重要な2つの理由》
①検索順位は相対評価だから
②読者のニーズは変化するから
リライトの目的!
《リライトの3つの目的》
①検索順位を上げる
②クリック率を上げる
③サイト内の回遊率を上げる
リライトの注意点!
《リライトの注意点5選》
①タイミング
②記事の選別
③時間を掛け過ぎない
④検索意図がすべて
⑤リライトした結果を追う
リライトの手順と方法!
《リライト12の手順と方法》
①検索順位を知る
②流入してる検索クエリを知る
③カニバリゼーションをチェック
④リライトする記事を決める
⑤競合記事から検索意図を知る
⑥記事に足りない要素を知る
⑦独自性をチェックする
⑧記事タイトルを変える
⑨メタディスクリプションを変える
⑩目次と見出しを変える
⑪最新の情報に変える
⑫画像を入れる
もう一度くり返します。
結論:ブログ記事のリライト作業は、30分以内でやりましょう!
なぜなら、30分以上かかるなら
新記事を書いた方がいい!
記事の内容を参考に、効率的にリライトして検索上位を獲得しましょう。
リライトはGoogleの評価を知った後にできます。
SEOに圧倒的に有利です!
1位を目指そう!