恋バナなんて、
AIには無理でしょ
そう思ってました。
つい最近まで。
だってAIに恋愛感情なんて、
あるわけないじゃないですか。
付き合ったことも、振られたことも、
LINEの既読スルーに泣いた夜もない。
そんなヤツに、
人の心を打つような「エモい話」なんて、
書けるわけがないと思ってたんです。
✔AIが恋バナ書くなんて無理!
✔エモい話は人間じゃないとねぇ...
✔恋愛感情はAIには分からんでしょ?
でも――
ChatGPTって、やっぱりちょっと変態。
(いい意味で)
工夫次第で、
ちゃんと共感される恋バナ風記事、
書けちゃうんですよ。
今日は
「AIなのに恋バナ書けちゃう裏ワザ」
ぜんぶ包み隠さずお伝えします。
エモい恋バナをChatGPTで量産する裏技とは?
恋バナは「エモ」の宝庫
ブログやSNSで、
いまだに根強い人気を誇るジャンル。
それが、「恋愛」
大好き!
どんなにテクノロジーが進化しても、
「恋の話」って、なぜか
読む人の心を動かしちゃうんですよね。
たとえば…
-
初恋の人に再会した話
-
同棲していた彼と別れた日
-
片思い10年の末に振られた女友達の話
どれもめちゃくちゃ読まれる。
自分のことじゃないのに感情移入しちゃう
ってやつです。
で、実はこの「エモいジャンル」こそ、
ChatGPTと相性がいい。
AIは恋愛経験ないよ!
え?
その通り。
いや~、でもね、
ちゃんとした理由があるんです。
ChatGPTで感情を動かす文章をつくるには?
ChatGPTって、たしかに感情は持ってません。
でも、「人間が感情を動かされる型」は、
ちゃっかり学習してるんです。
たとえば、感動系の構成って大体こんな感じ。
①状況説明
②感情の盛り上がり
③事件や転機
④喪失や気づき
⑤未来への一歩
この「構成テンプレ」を上手に使うと、
AIでもけっこう読ませる記事ができるんです。
さらに、
-
比喩表現
-
会話文
-
心のモノローグ
-
わざとらしい演出(⇔これ大事)
人間くさい要素を足していくことで、
「あれ、これホントにAIが書いたの?」
と思わせる文章になるんですよ。
実験:AIに「初恋話」を書かせてみた
というわけで、さっそく実験。
ChatGPTに、こんな指示を出してみました。
*プロンプト例*
すると……出てきたのが、こちら。
*AIの初恋物語(一部抜粋)*
中3の夏。
あのときの空は、やけに高くて、蝉の声が妙にうるさかった。
同じ塾に通う彼が、私の前の席に座るたび、なんでもないプリント配りですら、心臓がバクバクしていた。
彼の横顔を見るたびに、なんでもない日常がちょっとだけ特別に見えた。
喋ったことなんて、ほとんどなかったけど、それで充分だったんだ。
でも、卒業の日、彼が他の子と一緒に帰っていくのを見て、
ああ、もう終わりなんだって思った。
……いや、
エモいやん!!!
正直言って、話をもっとふくらませたら
「ワンチャン出版化できんじゃね?」
って思っちゃいました。
「人間くささ」を盛るテクニック
さて、AIが恋バナを書けると言っても、
そのままじゃやっぱり物足りないんです。
なんか…上手だけど
やっぱ「魂」がない
そんな感想を持つ人、多いと思います。
でも、実はコツをつかめば
「魂がある風」に見せることはできるんですよ。
そのための、人間くささ盛りテクをお見せしましょう。
感情の揺れ幅を大げさにする
人間の恋愛話って、
だいたい情緒がジェットコースター。
「えっ、急にテンション上がるじゃん!」
「…と思ったら地獄に落ちた」みたいな展開。
ザラにありますよね。
ChatGPTって基本的に
お行儀のいい文章を書きがちです。
あえてこっちから
「もっと情緒不安定にしてください」
と頼むと、途端に人間くさくなります。
「もう二度と恋なんかしない!」って、あのときは思ってたのに。
3日後には彼のSNSを、深夜3時にスクロールしてたんですよね。
なんなの、私。
この、「わかる~~!」と思わせる感じ。
これがエモの核心です。
しょうもない自分を出す
恋バナで共感されるのって、
「かっこいい恋」より「ダメな恋」
なんですよね。
たとえば、
-
好き避けしすぎて「無愛想な人」と思われた話
-
告白前に緊張しすぎて鼻水が止まらなかった話
-
付き合って3日で、「やっぱ違うかも…」って気づいた話
こういう「人間のダメなとこ」を出すと、
一気に共感度アップ。
ChatGPTには、
等身大の、ちょっと情けない主人公にしてください
って伝えると、割とちゃんと人間味が出ます。
会話とモノローグで臨場感アップ
恋バナって、「会話」と「心の声」が命です。
セリフがあると、一気に臨場感が増しますし、
内心のモノローグがあると
感情の流れがよく伝わるんですよね。
「この曲、好きなんだ」
彼がイヤホンを片耳だけ差し出してくれた。
え? え? 何それ? え?
(※パニック中)
心臓、ちぎれるかと思った。
ChatGPTには、「セリフを多めに」
「心の声をリアルに」と明記することで、
こういう描写が得意になります。
応用編:失恋・片思い・修羅場も書けるのか?
さてさて。
AIに初恋話は書けることがわかりました。
じゃあ、もっと深いやつ――つまり、
-
失恋
-
片思いの地獄
-
恋愛修羅場
こういう、
重い恋バナ...
はどうなのか?
さっそくやってみました。
【実験1】10年間の片思い
*プロンプト*
*結果*
「10年なんて、人生の1/3だよ?」
そう言ったのは、振られた次の日に電話してきた親友だった。
ほんと、そうだよね。
好きでいた時間、まるごと無駄になるって、なんだそれ。
でも――
今日、彼の結婚式の写真をSNSで見て、不思議と泣けなかった。
たぶん、もう次に行けるってことなのかな。
……このクオリティ、どうですか?
エモい!
完全にブログの恋愛カテゴリ、攻められますよ。
【実験2】浮気現場に遭遇した女
*プロンプト*
彼がいつもと違う香水をつけてた時点で、うすうす気づいてた。
でも、信じたい私が、勝手に盲目になってただけだった。
金曜の夜、カフェの窓越しに見た笑いあう2人で、すべてが確定した。
ああ、なるほどね。
「仕事で遅れる」って、そういう意味だったんだ。
ね?
意外といけるでしょ
もちろん細かいニュアンスは
こっちが調整しないといけません。
でも、ベースの文章力は申し分なしなんです。
エモ×AIの可能性と落とし穴
ここまでくると、
なんでも書けるじゃん!
って思うかもしれませんが…
ちょっと待った。
もちろん、AIにも限界はあります。
【落とし穴1】嘘っぽさは残る
感情的に盛り上がっても、
やっぱり、AIっぽさはどこかに残ります。
具体的には
-
表現がやや、キレイすぎる
-
どこかテンプレっぽい
-
意外性がない
このへんは、
人間が変なエピソードで上書きする
のがベストです。
【落とし穴2】文脈のズレが起こることも
たとえば、
「号泣してたのに、その3行後にケロッとしてる」
みたいな現象がよく起こります(笑)。
これも、編集で整えてあげればOK。
むしろ、ChatGPTに素材を出してもらって、
自分が編集長になるのが理想なんですよね。
まとめ:恋も文章も、「伝わる」が命
というわけで、まとめです。
【AI×恋バナの結論】
-
ChatGPTでも、エモ記事は書ける
-
初恋・失恋・修羅場ネタもいける
-
感情の揺れ・心の声・ダメな自分を盛ると「人間っぽさ」が出る
-
仕上げは人間編集長の仕事!
つまり、「AIが恋できるか?」じゃなくて、
AIを使って
読者の心を動かす恋バナ
を作れるかどうか?
そこなんです。
恋バナを書くこと自体に、
センスや文才はいらない。
必要なのは、
「共感を生む視点」と「ちょっとの工夫」。
そして、ChatGPTという最強の書き手を、
どう使いこなすか?
それさえつかめば、あなたのブログでも、
エモくて刺さる恋バナを、
量産することができるようになりますよ。