半年前に買ったワインが
酸っぱくなってた...
なんで?
こんな経験はありませんか?
ワインはなまものです!
ネット通販やスーパーで、買ったワインを放置しておけば、いずれ状態が悪くなります。酸っぱくなったり、品質が劣化してまずくなるのです。
せっかくのお気に入りのワインを、無駄にしたくないですよね?
- おうちでワインを正しく保管したい
- 家庭用の小型ワインセラーの選び方を知りたい
- できれば購入費用を抑えたい
ワインは買ったらすぐ飲む、とは限りません。むしろしばらく保管してから、誕生日や結婚記念日などに飲む人が多いですよね?
自宅で、大切なワインを、正しく保管してくれる強い味方。
それがワインセラーです!
記念日に限らず、ワインを飲む機会は増えています。一人で宅飲みワインもいいですよね!好みのチーズや自家製おつまみを食べながら、好きな映画や音楽を聴いて… (^-^)ニャハ♪
ワインを適切に保管する、家庭用ワインセラーは、もはや一家に一台の必須アイテム。
僕はソムリエ試験に合格した18年前に、32本入るワインセラーを合格祝いで買いました。(もちろん自腹です....)
1度も故障することなく頑張ってくれていて、お気に入りのワインをストックして楽しんでいます!
今回はワインのプロ、ソムリエの視点。
家計をやりくりする、主夫の視点。
2つの視点から、ネットでも安心して買えるおすすめのワインセラーを厳選してご紹介します!
家庭用ワインセラーの選び方!
・JSA認定ソムリエ歴18年
・元ホテル総支配人
img:Diplome de Sommelier
Copy right ソロ活@自由人
※本ページはプロモーションが含まれています。
家庭用ワインセラー(小型)の選び方とソムリエのおすすめ7選を紹介
家庭用ワインセラーはコストと性能のバランスが大事!
小型ワインセラーを家庭用に選ぶポイントは、たったの2つです。
- トータルコスト=購入費+ランニングコストが安いこと
- 性能と耐久性が優れていること
一言でいえば、コストパフォーマンスに優れていることです。家電ですから、当たり前のことですよね?
とは言え、大切なワインを劣化させないための家電製品ですから、慎重に慎重を重ねて選ばなければなりません。
ワインの保存に適した条件とは?
優れたワインセラーを選ぶために、まずはワインの保存に適した条件を確認してみましょう!
- 13〜15度の温度で安定している
- 光があたらない。常に暗い
- 湿度65〜80%でボトルを横に出来る
この3つの条件を満たしていることが、絶対に必要です!
どれか一つでも欠けていると、あっという間にワインは劣化してしまいます。
※ワインの保存条件をもっと詳しく知りたい方は、初心者向けワインの選び方!失敗しないコツ5選をソムリエが完全解説を読んでみてください!
さらにワインセラーに必要な条件として、
振動が最小限である、または無い
を追加しておきます。
振動はボトル内のワインの化学変化に、悪い影響を与える可能性があるからです。
では、ワインにとって最高の環境とは?
一年中同じ温度・湿度を保ち、気候条件に左右されない、真っ暗で微動だにしない
地下の洞窟です!
実際にフランスワインの有名な産地の大規模生産者は、もれなく地下に巨大な洞窟(地下貯蔵庫)を保有しています。
ワインセラー
=人工的に作った洞窟
このことをよく覚えておいてください!
ワインセラーは冷却方式が2種類?コスト・性能・耐久性を比較
家庭用ワインセラーには、下記2種類の冷却方式があります。
・コンプレッサー式=冷媒の気化熱を利用する
※注:ペルティエ効果は、異なる金属を接合し電圧をかけ、電流を流すと、接合点で熱の吸収・放出が起こる効果。
引用元:Wikipedia
性能・コスト・耐久性の視点から、2種類のワインセラーの違い比較表を作りました!
なお比較表は、12本入りのワインセラーの場合を想定してます。
※左右にスクロールします
ワインセラー比較/12本入りの場合冷却方式 購入費用 電気代/月 冷却パワー 耐用年数 ペルチェ式 8,000~55,000円 1,200円 1 3~15年コンプレッサー式 45,000~1,000,000円 300円 5~8 10年~50年※冷却パワーはペルチェ式を1とした場合の比較
※数値は一般的な平均値です
参考サイト:さくら製作所
この比較表から読み取れる、2種類のワインセラーの特徴をまとめてみましょう。
※左右にスクロールします
冷却方式 | メリット | デメリット |
---|---|---|
ペルチェ式 | 購入費用が安い | 電気代が高い 長期保存に向かない |
コンプレッサー式 | 電気代が安い 長期保存に向いている |
購入費用が高い |
電気代はかなり差があるね!
ペルチェ式は冷却能力が低く、常にフルパワーで稼働しなければならないのが、電気代が掛かる理由ですね!
コンプレッサー式はペルチェ式の最低5倍の能力があるので、必要な時だけ動けば良いから電気代も少ないです。
結局コンプレッサー式がいいってことなの?
トータルコストと性能のバランスからは、コンプレッサー式の勝ちです!
でも、僕の結論は?
ワインセラーを使う目的次第!
なぜなら毎日気軽に飲むようなワインや、1年以内に飲む予定のワインなら、ペルチェ式で十分だからです。
6畳の1ルームの賃貸アパートに、20万円するダイソンのサイクロン式掃除機が必要ですか?絶対いらないですよね?
ワインセラーも同じです。あなたにとって不必要な機能が付いた高価なものを、あえて買う必要はありません。
けれどワインを1年以上、あるいは何年・何十年と熟成させて保存したい人は、コンプレッサー式が必要です。特に5大シャトーのような長期熟成型ワインには必須!
※5大シャトーを詳しく知りたい方は、5大シャトーは値段の順位で決めたって本当?ソムリエが超簡単解説!を読んでみてください!
あなたが毎日使っている冷蔵庫や冷凍庫は、実はコンプレッサー式。自在に温度設定が可能なパワーがあります。
一方でペルチェ式は、30度の環境でフルパワーで動かしても、15度まで冷却するのが限界です。さらには常にフルパワーなので、どうしても振動が発生してしまいます。
・気軽なデイリーワインはペルシェ式。
・熟成予定のワインはコンプレッサー式
使い分けられたら最高ですね!
※なかには、すぐに飲んでも熟成させても美味しいワインがあるんです!『最高のコスパ』の赤ワインを知りたい方は、コスパ最強の赤ワイン!ソムリエ厳選の1本・ボルドーの怪物とは?をご参考に!最高のワインを最高のセラーで保管しましょう!
ソムリエおすすめの家庭用ワインセラー7選
それではネットショッピングでも安心して買える!ソムリエおすすめの家庭用ワインセラーを紹介していきます。
※販売価格は変動するので表記していません。リンクしているAmazonの販売ページでご確認ください。
※3万円前後~11万円以内で厳選してます。

- 低価格でも温度調節が可能
- 庫内のライトがLEDはグッド!
- 32本入りでは破格の安さ
②ECL コンプレッサー式24本

- コンプレッサー式では破格の安さ
- 自動ロック機能が便利!
- タッチパネルで管理しやすい
③さくら製作所 コンプレッサー式22本

- 安心の国内メーカー
- 業界随一の静音加工はグッド!
- シンプルモダンなデザイン
④Angelshare コンプレッサー式7本

- スタイリッシュ!
- スペースレスな独自のタワー型!
- 吸排気が前面でどこにでも設置可
⑤プラスキュー コンプレッサー式31本

- 季節変化に対応した保温ヒーター付
- 保湿ユニット付で冬の乾燥も安心!
- 紫外線90%カットガラス
⑥Winserford コンプレッサー式18本

- 上下2室の異なる温度管理ができる
- 場所を取らないタワータイプ
- スリムなのに余裕の18本収納
\僕のイチオシ!/
⑦プラスキュー コンプレッサー式53本

- 冬場の『保温ヒーター機能』!
・室温が10度以下に下がる冬場などは、庫内温度を『冷却』ではなく『加温』して上げる必要あり。安価なセラーには無い機能 - 保湿ユニット完備!
・季節や日によって室内の『湿度』は変化する。庫内が影響を受けないよう『着脱式』で細かい調整が可能。優れたセラーと並みのセラーの最大の違い - ラベルに優しいい木製棚!
金属製の棚は大切なワインの『エチケット』(ラベル)を傷めてしまう。木製なら安心で、かつワインの無い棚も『木の色』が見えるので、空っぽ感が無くスタイリッシュに見える - 僕が持ってるから!
・32本入りのセラーと53本入りを使い分けてます
ねえねえ~
ワインセラーって
すごい高いイメージだったけどアタシでも買えそう!
今回ご紹介したワインセラーは家庭での使用が前提なので、3~11万円以内で厳選しました!
家庭用ワインセラー(小型)のソムリエおすすめ7選のまとめ
あなたがワインセラーを家庭用に選ぶとき、とても大切なポイントをおさらいしてみましょう!
- トータルコスト=購入費+ランニングコストが安いこと
- 性能と耐久性が優れていること
そしてワインの保存に必要な条件は?
- 13〜15度の温度で安定している
- 光があたらない。常に暗い
- 湿度65〜80%でボトルを横に出来る
- 振動が最小限である、または無い
この条件をクリアできるのは、天然洞窟とワインセラー(人工的に作った洞窟)です!
もうあなたはワインセラー選びで、迷うことはありません。だって、洞窟を探せばいいんですから!
ヾ(*´∀`)ノ
おすすめした7選から、あなたにピッタリのワインセラーを見つけてください。
それでは
楽しいワインライフを!
※家庭用ワインセラーとともに、おうち飲みに欠かせないのがワイングラス!お気に入りのグラスを見つけたい方は、ワイングラスで味が劇的に変わる!最高のグラス5つの条件とは?を読んで見てください!
※参考サイト:さくら製作所