目が覚めたら、AIが天気を教えてくれる。
今日は雨。
かさ持ってね♡
って。
優しさに包まれた朝。
夜になると、
ChatGPTが文章の構成を考えてくれる。
この見出し、
ちょっと違うかもね
とか言ってくる。
もはや文系の家庭教師です。
……そんな時代になりました。
ちょっと前まではSFの世界だったのに。
今じゃ、AIと暮らすのが「ふつう」です。
でもね......
ここで、ひとつ問題がありまして。
AI使ってるのに
なぜか稼げない...
そんな人が続出してます。
はい、僕のことです!
✔AI使っても稼げない!
✔AI副業の基本を知りたい
✔なんで稼げないのか?ちんぷんかんぷん
あの人はAIで月100万。
なのに、自分は月1万円もいかない。
なんで?
同じツール使ってるのに?
でも、うっすら分かってました。
って。
でも、怖いから目をそらす。
で、またSNS見て、自己嫌悪ループ。
──そんな自分と、そろそろ決別したい。
この記事は、あの頃の自分への手紙です。
ついでに、
今ちょっとだけモヤモヤしてる
誰かにも届けばうれしい。
どれか一つでも
あ、これ自分だ…
って思ってもらえたら。
それだけで、この8,000字に意味があります。
生成AIを使っても副業で稼げない!ありがちな危険5パターンを解説
パターン①やった気になって満足している
ChatGPTを開く。
プロンプトを打ってみる。
へえ〜、結構ちゃんと
答えてくれるじゃん!
で、閉じる。
──終わり......
いやいや、早すぎるでしょ。
それ、ただのAIと遊んだだけです。
料理でたとえるなら、
レシピ見て「おいしそう!」って言って、
キッチンにすら立たないレベル。
それなのに?
なぜか?
成長した気になるんですよね。不思議と。
俺、AI使えるっぽいぞ?
みたいな。
え、使ってるのはむしろAIのほうじゃね?
情報に触れただけで、自分が変わった気になる。
これ、ワナです。
僕も、ドはまりしてました。
SNSにスクショ貼って
ドヤ顔してた時期もありました。
ChatGPTとの対話を公開して、
こんな活用もできるんですよ〜、って。
でも、心の中では薄々気づいてたんですよね。
投稿の中身は、AIが書いたセリフ。
僕自身は、ただの司会者みたいなもんでした。
そりゃ、稼げませんよね。
アウトプットしてないんだもん。
情報に触れて、満足して、終わってる。
料理しない料理人。
走らないランナー。
ある意味、一番タチが悪い。
余談:中身のないノートの話
大学時代、僕には最強の相棒がいました。
MacBookと、Evernote。
どこでも開ける。
カフェで開けば、できる男っぽく見える。
でも、中身はスカスカでした。
名言メモして満足。
記事リンク貼って満足。
でも、それを使って何かしたこと……?
ないんです。
まるで自分にだけ見えるトロフィー。
誰の役にも立たないし、自分も前に進まない。
まさに「やった気」でした。
そして今、AIでも同じことをやってたんです。
プロンプト試して、おぉ〜!で終わる。
そこから先に進まない。
だから、ずっと変われない。
行動してない。
使ってない。
ただ、見てるだけ。
そりゃ、稼げないわけです。
だって、収穫してないのに
農業してるって言ってるようなもんだから。
ChatGPTを開くだけじゃ、意味がない。
聞くだけじゃ、変わらない。
やったふうで終わってないか?
そこで止まってないか?
──これは、過去の僕への問いかけです。
そして、もし少しでも心にチクリときたなら。
それ、あなたの問いかけかもしれません...
パターン②情報ばかり集めて手が止まる人
なんで手が止まるんだろう。
やる気はあるのに...
そう思ってた時期が、僕にもありました。
正確には……「やる気だけはあった」
でも、動けなかった。
いや、動かなかった。
理由はシンプル。
情報を集めすぎてたから。
たとえば。
稼ぎたいな~
って思ったとします。
そしたら、まず調べますよね。
「副業 おすすめ」
うん、分かる。
分かるけど......
その瞬間から──情報地獄の入口です。
ブログ?
アフィリエイト?
せどり?
動画編集?
AIライティング?
この5つが稼げる!って記事を読んだ5秒後に
「もう古い!今はこれ!」って動画に出会う。
どっちやねん。
──ってなる。
そして、気づけば夜中の2時。
手元には10個くらいのタブ。
なにも始まってない。
はい、情報ゾンビの完成です。
知識は増えてる。
でも、動いてない。
だから、現実は1ミリも変わらない。
この状態、めっちゃ怖いんですよ。
なにが怖いって、
本人は前進してるつもりなんです。
でも実際は、立ち止まったまま。
エンジンふかして、アクセル全開で、
サイドブレーキ引いたまま。
タイヤがキュルキュル空回りしてるだけ...
僕なんて、ひどいときはこうでした。
この人の記事
めっちゃ参考になる〜!
↓
ブックマークして満足
↓
結局読まない
↓
「自分って意識高いな〜」って思って寝る
……アホかと。
でも、そんな自分が少し誇らしかったりもする。
情報収集に真剣な俺、いい感じじゃん?って。
で、結局なにも作らず、何も動かず、
1日が終わる。
あのときの僕に、ビンタしたい。
でも、たぶん泣くからやめとく......
例えるなら「レシピマニア」
世の中には、「レシピを見るのが趣味」
って人、いますよね。
新しい料理レシピを保存して、
コレクションして満足する人。
でも、その料理を一度も作らない。
冷蔵庫には食材が眠ってる。
台所はピカピカのまま。
いつかは作る。
たぶん。そのうち。気が向いたら...
それ、情報収集だけしてる僕らと一緒です。
AIの使い方、ツールの比較、
稼げる副業ランキング……。
ぜんぶ保存して、「あとで読む」
でも、行動しない。
そして月末、こうつぶやく。
今月も、けっきょく
何もしなかったな…
情報は、取る量じゃなくて噛み砕く力
大事なのは、量じゃないんです。
どれだけの情報を集めたかより、
ひとつの情報をどう「咀嚼」したか。
その情報を、どれだけ
自分の行動に落とし込めたか。
そこでしか、差はつかない。
知ってるかどうか、じゃないんです。
やったかどうか。
もう一度、言います。
やったかどうか
──そこが分かれ道。
このYouTuber、勉強になるなって思ったら、
見終わったあと5分だけでも、何かやってみる。
このツール良さそうだなって思ったら、
登録して、触ってみる。
それだけで、変わり始めます。
ほんの1ミリでも動けば、
もうそれは、昨日の自分じゃない。
この世界、
スピードより実行の有無がすべてです。
じゃあ、逆に──
なんでみんな、そんなに情報集めるのか?
理由は、もうハッキリしてます。
怖いから
失敗するのが。
ムダになるのが。
自分がバカだと思われるのが。
怖いから。
だから、「もっと調べてから」に逃げる。
「準備が整ってから」にすり替える。
でも、それってさ……
一生スタートしない理由でもあるんですよ。
今日もまた、どこかで誰かが言ってます。
もうちょっと、調べてからにしよう!
うん、分かるよ。
分かるけどさ、
それ、去年も言ってたじゃん。
自分にツッコミを入れてみるのも、
たまにはいいものです。
パターン③言い訳マスター
昔の僕。
こんなセリフばっかり言ってました。
「でも、今は忙しいから」
「どうせ、センスないし」
「時間さえあれば、やるのになぁ」
どれもこれも、やらない理由のオンパレード。
自己肯定と自己防衛が手を組んだ
最強の言い訳軍団でした。
副業界隈では、
「でも」「どうせ」「時間がない」の呪い
と言われています。
(ちょっと嘘)
正直、今でも出てきます。
「介護があるし」
「子育てで手一杯」
「今日は寝不足だから」
うん、全部ほんとです。
でも、それと
「やらない」は、別の話なんですよね。
時間がないんじゃない。
時間を「切り出せてない」だけ。
僕が尊敬してる主婦ライターさん。
朝4時に起きて、30分だけでも書く!
って決めてるらしくて。
それ聞いて、衝撃でした。
「いや、4時とか無理だし」
「そもそも朝弱いし」
……また言い訳が出そうになりました。
でもそのとき、ふと思ったんです。
これ、自分が自分を甘やかしてるだけじゃない?
ほんとはやれる。
ほんとは時間ある。
それを認めるのが怖いから、
やらない理由を用意して、安心してた。
やらなかった罪を、外のせいにしてただけ。
たとえば、運動みたいなもの
やせたいって人は多いですよね。
じゃあ、
運動しようか!
でも……
「時間がない」
「明日からやる」
「膝に不安が…」
って言いながら、夜中にポテチ食べる。
いや、それ今いちばん太るやつ。
──昔の僕です。
やらない理由は、いくらでも出てくる。
人間の脳って、
言い訳生成AIみたいなもんですから。
自分にとって都合のいいセリフを、
いくらでも考えてくれる。
今は無理でも仕方ないよ、って。
君は悪くない!
って。
でも、それが積み重なると、どうなるか。
一生、何も変わらない。
じゃあ、いつやるの?って話
「そのうちやる」
「タイミング見てから」
うん、それって、だいたい
「一生やらない」パターンです。
恋愛と一緒です。
今はちょっと距離置こうって言われたら、
99%もう戻ってきません。
副業も一緒。
今やらなきゃ、明日もやらない。
1週間後も、1年後も、
たぶん同じ言い訳してます。
僕もずっと、こう思ってました。
子育てと介護が落ち着いたら、もっとやれるはず
でもね、そんなタイミング、永遠に来ない。
生活は、いつだってバタバタしてる。
急に静かになったかと思えば、
今度は心がざわつく。
だから、今しかないんです。
完璧なタイミングなんて、ないの。
たとえば、スキマ時間。
僕は今、
「朝20分/昼20分/夕方20分/夜60分」
って感じで、細切れに副業やってます。
たった20分でも、毎日なら120分。
週に840分。月に3,600分以上。
これだけ時間があれば、確実に副業はできる。
ブログも更新できる。
稼ぐ仕組みだって作れる。
でも、それを「ちょっとだけでもやってみる」
って覚悟しないと、始まらない。
でも、やっぱり
大変ですよね?
ってよく聞かれます。
ええ、もちろんです。
毎日眠いし、スマホ見ながら寝落ちもします。
子どもに話しかけられて、
途中の文章ぶっ飛ぶこともあります。
でも、やります。
だって……
未来の自分を、がっかりさせたくないから。
言い訳は、甘い砂糖みたいなものです。
その場ではホッとするけど、
後からじわじわ後悔がやってきます。
だったら、ちょっとだけでも動く。
ちょっとだけでも進む。
「今日は10分だけでもOK!」
って思えるようになると、人生変わります。
時間がない
は、魔法の言葉です。
言った瞬間、すべての努力が免除される。
でもね、それって同時に、
自分の未来も免除されるってこと。
そんなの、悔しいじゃないですか。
パターン④失敗を記録しない人
まず、結論からいきます。
失敗は宝だよって言葉、あれ嘘じゃないです。
でも、それは
拾ったあと「観察」した場合に限ります。
拾っただけで、見もせず、
またポイってしてたら──
それ、ただのゴミ集め。
価値なし......
僕も昔、失敗は経験値だとか言って、
なんかできる風なこと言ってました。
でも、冷静に思い返してみたら……
失敗を振り返ってない。
どこで間違ったのか。
なにが足りなかったのか。
本当に失敗だったのか?
そういう検証を、ちゃんとしてなかった。
だから、何度も同じことをやらかしてたんです。
たとえば。
ブログを書きました。
うんうん、頑張った。
でも全然読まれなかった。
……なんでや
って思いながら、
また同じような記事を書いて、
また読まれない。
そして、また落ち込む。
──アホかと.......
いや、昔の自分に言ってます。
なんで読まれなかったのか?
タイトルが悪かった?
検索需要がなかった?
文章が長すぎた?
そういう検証を、めんどくさくてやらなかった。
これ、例えるなら──
テストで0点取って、答案を見ずに
まぁいいや
って破って捨てるみたいなものです。
そりゃ、次も0点ですよ。
でも、ここで魔法の道具が登場します。
そう、記録ノート。
僕は今、【失敗ノート】って名前で一冊作ってます。
・イライラした瞬間
・空回りした行動
・反応が悪かった投稿
・スベったボケ(これ大事)
──なんでもメモします。
するとね、不思議なことに気づきます。
✔同じところでつまずいてる。
✔似たような思考パターンで焦ってる。
✔うっかり言い過ぎて嫌われてる。
ぜんぶ、自分のクセなんです。
このクセって、
放置してたら一生治らないやつです。
しかも、本人だけ気づいてない。
だからこそ、書いて、見返す。
前にも同じことやってたなって、
分かるだけで少しずつ変わっていける。
僕がやってる具体的な記録術
ちなみに、僕はこんなふうに書いてます。
【日付】
2025年5月15日
【やらかし】
記事のタイトルでふざけすぎて、シェア数ゼロ。
【たぶんの原因】
・中身とタイトルが一致してなかった
・冗談が伝わりにくい構成だった
【明日へのヒント】
・タイトルは「一目で伝わる言葉」にする
・ふざけるなら、文脈で笑わせる方が安全
こうやって、毎日ちょっとずつ記録してます。
1日5分でもいい。
あとで読み返すと、めちゃくちゃおもしろいです。
恥ずかしいけど、愛おしくなる。
ああ、あのときの自分、こんなに必死だったんだなって。
記録って、未来の自分への手紙みたいなものです。
失敗したときこそ、手紙を書こう。
そうやって自分の「取説」を作っていくと、
行動がどんどんバグ修正されていきます。
逆に言うと?
記録を残さないってことは、
一生バグったままのアプリを使ってるようなもの。
「またフリーズした」
「またエラー出た」って言って、
再起動して、また同じことを繰り返す。
そりゃ、進化しないですよね。
日記なんて
続かないよ...
って人も、失敗だけ書くノートなら、
めちゃくちゃ役立ちます。
怒られたこと
焦ったこと
落ち込んだこと
──それだけでも十分。
むしろ、そっちのほうが成長スピード早い。
気づきって、記録してこそ価値になります。
脳みそはすぐ忘れます。
でもノートは忘れません。
記録こそ、未来を作る。
……なんてね。
パターン⑤ひとりで全部やろうとする人
はい、これはもう過去の僕の象徴です。
「全部、自分でやらなきゃ」
「頼るのはカッコ悪い」
「誰にも迷惑かけたくない」
そう思ってたんですよね。
正義感……というより、ただの不器用。
僕、ある日ふと気づいたんです。
料理して、
洗濯して、
息子の勉強みて、
note書いて、
ブログも更新して、
SNS投稿して……
で父の介護しながら、
人並みに稼がなきゃってプレッシャー背負って。
あれ、これ、
ブラック企業じゃん!
しかも、社長も社員も自分ひとり。
そりゃ、つぶれますよ。
心がね......
じゃあ、どうすればいいのか?
答えはシンプルです。
これしかない。
でも最初はね、ほんと抵抗ありました。
「そんなこと、人にお願いできない」って。
でもある日、思い切って妻に言ったんです。
そしたら、
え? いいよ。
もっと早く言えば
よかったのに
って笑われました。
……なんじゃそりゃ。
頼るって、負けじゃないんですよね。
むしろ、一緒に進むための第一歩。
お願いする。
共有する。
助けを求める。
そうすることで、自分のキャパが増える。
というか、本来の人間らしさを取り戻せる。
副業や創作も同じです。
って思いがちだけど、
今って、協力プレイが前提の時代。
AIもそう。
ChatGPTが登場して、世界は変わりました。
でも、ここでも
「自分ひとりで全部考えなきゃ」
って思ってる人が多い。
それ、もったいないです。
たとえば、アイデア出しだけAIに任せるとか、
構成だけ相談するとか、
推敲を手伝ってもらうとか。
人に頼るのと同じ感覚で、AIに頼っていい。
そしたら、
「自分の本当にやりたいところ」
だけに集中できる。
あとね、SNSもそうですよ。
全部の投稿を完璧にしようなんて考えない。
1日4投稿のうち、1つスベってもいい。
バズるより、共感されるほうが大事。
で、反応があった人と、
ちょっとだけ会話してみる。
それが、そのまま「味方」になります。
仲間をつくるって、そういうこと
最初からチームを作る必要はないんです。
でも、
「いつも読んでくれる人」
「ふと感想くれる人」
「共感してくれる人」
そういう人たちを、
心の中で勝手に仲間認定する。
すると、この人たちのために書こう
って思えるようになる。
これ、めちゃくちゃ強いんです。
ひとりで走ってたときは、
倒れても、誰も気づいてくれなかった。
でも仲間がいると、倒れたら
大丈夫?
って声がかかる。
それだけで、立ち上がる力が湧いてくる。
だから、もう一度言います。
「ひとりでやる」は、かっこよくない。
それ、ただの頑固。
ただの意地。
頼ってください。
甘えてください。
ちょっと聞いてくれる?って言えることが
副業成功の第一歩になることもあるんです。
じゃあ、どうすれば稼げる人になるのか?
もう一度、おさらいしますね。
-
自己満足の人
-
知識だけ詰めて動かない人
-
言い訳ばかりの人
-
失敗を記録しない人
-
ひとりで全部やろうとする人
でもね、僕もすべての経験者です。
全部、過去の自分の姿。
そして今も、油断するとすぐ戻っちゃう。
だからこそ、この記事を書きました。
自分自身に言い聞かせるためにも。
そして、どこかで
同じように迷ってるあなたのためにも。
「おれって、このままでいいのかな」
「私、ちょっと焦ってるかも」
──そんなふうに思ったら、
今日からでいい。
1ミリでも、動いてみてください。
「失敗してもいいから、書いてみる」
「ちょっとだけAIに相談してみる」
「SNSで気になる人に声かけてみる」
その小さな一歩が、未来を変えていきます。
生成AIと共に生きる時代です。
スピードも、技術も、変化も、
すごい速さでやってくる。
でもだからこそ──
「人間くささ」「弱さ」「頼り合い」が、
これからの時代の稼ぐ力になるんだと思います。
僕らはロボットじゃない。
全部完璧にはできない。
でも、
弱さを受け入れた人から強くなれる。
僕は、そう信じています。