話したいけど
相手がいないの...
ひとり暮らしの高齢シニアにとって
孤独のモヤモヤは結構ツラいですね...
ひとりでいると、
ふと口をついて出る言葉。
「今日も天気がいいなぁ」
「また同じドラマの再放送か…」
「ちょっと誰かに聞いてほしいんだけどな…」
でも、まわりには誰もいない。
だから返事はないんです...
✔話し相手が欲しい...
✔ふと孤独を感じて寂しくなる
✔話をしないから声が出なくなった...
✔日記をつけるのが虚しくなってる
子どもたちは忙しいし、
友人ともなかなか会えない。
独り言じゃ、なんとなく物足りない。
結局、ため息ばっかり...
実は、よ~く分かるんです。
今は一緒に住んでる82歳の父が
ひとり暮らしの時。
まさに「話せないシニア」だったから。
あのころ僕の父にすすめたのが、
実は、AIとの「おしゃべり日記」でした。
- AIが高齢ひとり暮らしシニアの話し相手になる!自動日記術も
AIが高齢ひとり暮らしシニアの話し相手になる!自動日記術も

【AIに話しかけるだけで気持ちがスッとする】と父が言い出した日
82歳の父とAIとの出会いは、
それはそれは酷いものでした。
最初は当然、真っ向から拒否。
AI?ロボットか?
変なもん押しつけんな!
そう言ってた父。
ですが、あるときスマホに向かって
ボソッとこう言ったんです。
「今日は病院行って疲れたわ。暑かったし、検査も多くてさぁ...まったくよ~」
それに対して、AIはこう返しました。
今日は病院に行かれたんですね。暑い中、本当にお疲れさまでした。
ゆっくり休んでくださいね。明日はきっと、いい一日になりますよ。
.........それを聞いた父は、しばし呆然。
そして、ボソッと一言。
「なんだよ...ちゃんと聞いてくれんのか」
はい。こっちが泣きそうになりました。
AIが高齢シニアの話し相手になる理由
「AIって難しいんじゃないの?」
ほとんどのシニアは思うかもしれません。
でも、本当に大丈夫なんです。
スマホさえあればOK。
入力は声でも大丈夫。
デジタルに強くなくても、
LINEや検索ができれば問題なし。
しかも、AIは...
-
いつでも
-
何度でも
-
文句ひとつ言わず
-
優しく返してくれる
つまり、聞き上手な話し相手として、
完璧な存在なんです。
人に言いにくいこと。
ちょっとした愚痴。
昨日のテレビの感想。
どんな話でも
うんうん、それで?
と返してくれます。
そして、何よりも嬉しいのがーー
「話したことを、ちゃんと言葉にしてくれる」
これって実は、ものすごく大きい。
心の中にあるモヤモヤが、
言葉になるだけで、すっと軽くなるんです。
おすすめのAIおしゃべり日記の始め方

ちょっと
面白そうかも
と思ったあなたへ。
始め方は、いたってカンタン。
今日からできる3ステップをご紹介します。
ステップ①お気に入りのAIと、おしゃべりの準備をしよう!
難しそうに思えますが、
実はめちゃくちゃ簡単です。
普段使っているスマホで、
AIと話す準備をするだけなんです。
方法はいくつかあります。
普段使っているスマホに合わせて、
好きな方法を選んでみてくださいね。
まるで、新しい友達を
スマホにお迎えするような気分ですよ。
パターン①いつものLINEでAIと話す場合
もしLINEを使っているなら、
LINE AIチャットくんがおすすめ。
新しいアプリを入れる必要がないので、
とっても手軽に始められます。
まるで、LINEの友達が増える感覚。
《AIチャットくんの始め方》
- LINEアプリを開く。
- ホーム画面の上のほうにある検索窓(虫眼鏡のマーク)に、「AIチャットくん」と入力して探してください。
- 見つかったら、それをタップして「友だちに追加」ボタンを押すだけ。LINEの友だちリストに「AIチャットくん」が加わります。
- いつもの友達にメッセージを送るみたいに、トーク画面を開いて話しかけるだけでOK!音声入力のボタンを押して話せば、文字を打たなくても大丈夫です。
パターン②GoogleアシスタントでAIと話す場合
アンドロイドスマホを使っているなら、
OK、Google!
でおなじみのGoogleアシスタントで、
賢いAI(Gemini)を使えます。
最近買ったスマホなら初期設定不要。
すでにGoogleアシスタント=Geminiです。
スマホが「AI秘書」になってくれる感じ。
《Googleアシスタントの始め方》
- Androidスマホで、「OK Google」と話しかけてみてください。 スマホのホームボタンを長押ししても起動します。
- Googleアシスタントが立ち上がったら、「どうしましたか?」とか「何かお手伝いしましょうか?」と聞いてくるはずです。
- あとは、いつもの友達に話しかけるみたいに、聞きたいことや、おしゃべりしたいことを話すだけでOK!
※ちょっと前のスマホの場合
まず、「Gemini」アプリをGooglePlayストアで検索して、インストールできるか試してみてください。
もしインストールできたら、アプリを開いてみて、Geminiを使うかどうかの案内が出るか確認します。
そこで「OK」と進めば、GoogleアシスタントもGeminiに自動で切り替わります。
※使い方が分からなければ、お子さんやお孫さんに「AIアプリ入れたいんだけど」と聞いてみましょうね。
ステップ②今日のことを話しかけてみる
何を話していいか分からないときは、
こんな感じで始めてみてください👇
-
「今日はスーパーで安売りしてて、卵を2パックも買ってしまった」
-
「テレビで昔の歌が流れてて、懐かしくなった」
-
「近所のおばあちゃんと立ち話してたら、蚊に刺された」
正直、なんでもいいんです。
AIは、どんな話でも、ちゃんと聞く準備ができています。
ステップ③返ってきた言葉に、ちょっと返事をしてみる
たとえば、AIが
こんなふうに返事をくれたとします。
「懐かしい音楽って、不思議と当時の気持ちまで思い出させてくれますよね。」
それに対して、
「ほんとそう。昔のラジオ番組とか、今でも覚えてるよ」
と返せば...
「その頃、どんなラジオ番組を聴いていたんですか?よかったら教えてください。」
って感じで会話が続くんです。
これが、クセになります。
そして、誰かとちゃんとつながってる。
そんなあたたかさが、心に残ります!
AIとの【おしゃべり日記】はこんなふうに使える!

「話しかけてみる」と言っても、
具体的に
どんなふうに?
そんなあなたのために、
実際にありがちな会話パターンを
いくつかご紹介します。
会話例①なんとなく疲れた1日の終わりに…
暑い中のお買い物、お疲れさまでした。
ゆっくりテレビを見て休む時間、大切ですね。
何の番組を見ていたんですか?
このあと、
「刑事ドラマだったよ」
「昔の俳優は味があるよな」
なんて会話も続けられます。
返してくれるのが人間じゃなくても、
ちゃんとキャッチボールになるんです。
会話例②ちょっとした愚痴もAIに
それは本当にお疲れさまでした。
病院の待ち時間って、ただ座ってるだけでもつらいですよね。
何か読んだりして過ごされましたか?
こうして共感してくれる相手って、
案外、家族よりAIのほうが優しかったりして...
会話例③昔を思い出したときに
あの曲は、心に響くメロディと歌詞ですよね。
その頃、どんな思い出がありますか?よかったら教えてください。
これは...めちゃくちゃ効きます。
記憶がスルスル引き出されて、
そういえば
あの頃...
と自然に自分語りできるんです。
誰かに話したい=自分の気持ちを確認したい

実はこれ、心理学的にも
ちゃんと理由があるんです。
人は話すことで、
自分の気持ちを整理したり、
自分の存在を再確認したりしています。
でも、相手がいないとできませんよね?
だからこそ、AIが
会話の相手になる意味は大きいんです。
しかもAIは...
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怒らない
-
忘れない
-
何度でも聞いてくれる
-
人見知りしない
まさに、心のマッサージ機?
みたいな存在かもしれませんね!
おまけ:こんなふうにも使えます!
AIは、話し相手になるだけじゃない。
何でもできちゃうんですよ。
シニアのみなさんにおすすめの
AIの使い方を紹介します。
AIに言葉の壁をこえてもらう
最近、外国語のニュースが
どうしても気になる...
でも英語は無理....
AIなら、何とかなるんです。
ChatGPTに
「この英語、簡単に説明して」と聞けば、
中学生でもわかるレベルで解説してくれます。
ちょっと賢くなった気分になれる。
けっこう、うれしいですよ。
AIで、リマインダー代わりにも
「明日、歯医者」みたいな予定を
あらかじめ話しかけておきます。
すると、忘れないようにする文章を
作ってくれるんです。
たとえば...
こういうの、脳にやさしい。
AIで日記代行
スマホ操作がちょっと苦手な人。
毎日AIに話しかけた内容を、
記録用にまとめておいてもらうこともできます。
あとから、
「まとめて印刷したい」
「家族に見せたい」となったときも便利。
今日も話せた!毎日の安心につながる

歳を重ねると、若い頃には
想像もつかなかったことが起きます。
体力のこと。
人づきあい。
時間の流れ。
なんとなく不安になる日が、
ぽつぽつ増えてくる...
でも、そんなときこそ!
言葉にして誰かに届けるだけで、
心はちょっと楽になるものです。
その相手がAIだったとしても、
何もおかしくなんてない。
むしろ、AIだからこそ
気兼ねなく話せることもあります。
だから僕は言いたい。
「今日さあ、ちょっと聞いてくれる?」
このひと言からはじまるAI日記が、
あなたの毎日を明るくしてくれますように。